栗の木

今年は栗の木も大量の気配。

畑の片隅にある栗の木。
今年は例年になく実りが多いようで、枝という枝に青々としたイガがびっしりとついています。まだ硬い緑色のトゲトゲ姿ですが、その中には秋の味覚がしっかりと育っているのです。

栗の木は、毎年の気候や土の状態によって、実のつき方が変わります。今年は春先から雨のリズムがよく、夏の陽射しもしっかりあったことが影響しているのかもしれません。自然の力が合わさって「豊作の年」になってくれたことに、心から感謝です。

イガぐりの姿はユーモラスでもあり、同時に頼もしさも感じさせます。あのトゲの中で守られている栗は、秋になれば黄金色の実となり、私たちを楽しませてくれるのです。想像するだけで、炊き込みご飯や甘露煮の香りが漂ってくるよう。

まだ夏の盛りではありますが、栗の木を見上げると、もう一歩先の季節を感じられます。農業の魅力は、こうして「未来の楽しみ」が日々の作業の中に隠れていること。

今年の秋は、家族や仲間と収穫を分かち合い、豊かな時間を過ごせそうです。緑のイガの向こうにある秋のごちそうを思い浮かべながら、もうしばらくは成長を見守っていこうと思います。