国内唯一のJOHN DEERE 公認グッズ販売店。

※ミニチュアや作業服、CAP、Tシャツ等のグッズの公認販売店
(トラクターの部品やオイルは販売しておりません)

ジョンディアって、どんな会社?

日本や世界でトラクターやトレーラー、コンバインなどたくさんの農業機械が使われています。
メーカーごとに色やサイズ、馬力もさまざまで、地域によっては見たことがないものもあるかもしれません。
そんなたくさんあるメーカーの中で、世界で一番使われているのがジョンディアです。
ここでは、ジョンディアについてお話ししていこうと思います。

ジョンディアってどんなトラクター?

このマークを見たことがありますか?
黄色の鹿に、緑で書かれた英文字。
ジョンディアの象徴であるロゴマークです。
1990年代にはテレビCMも流れていて、記憶にある人もいるのではないでしょうか。
ただ、CMは見たことあるけど、トラクターが使われているところを見たことがない人もいると思います。

それは、ジョンディアの特徴の一つでもある“馬力の高さ”と関係しています。
ジョンディアを作っているディア&カンパニー社があるアメリカの国土面積は、98,340万haあり、そのうち41%にあたる40,345万haが農地として使用されていて、1農家あたりの平均経営面積は169.6haと言われています。
それに対して日本は、3,780万haの国土面積に対して、12.2%の456万haが農地として使われていて、1農家あたりの平均経営面積が2.27haとアメリカに比べると大きく差があります。

(平均経営面積:「農業構造動態調査」、USDA/NASS資料より)

アメリカのように広大な耕地で作業するには、大きくて馬力がある機械が求められます。
なので、ジョンディアはアメリカ基準の機械と言ってもいいでしょう。
一方、日本では、アメリカのように広い耕地面積を持っている場所は限られます。
そのため、ジョンディアを見かけるのは、北海道や大規模な耕地となります。

ジョンディアが生まれたキッカケ

ジョンディアを製造しているディア&カンパニー社は、1837年にブランド名にもなっているジョン・ディア氏によって創業しました。
当時はまだ鉄製の鋤(すき)で土を耕していましたが、ジョン・ディア氏がいたイリノイ州は湿気を帯びた粘着性がある土のため、鉄製の鋤では土が付着してしまい、何度も取り除かなければいけません。
その問題を解決しようとジョン・ディア氏は、鋼製の鋤を作り出したのがきっかけです。
その後、1870年代後半には馬に引かせる二輪車の鋤を作り、さらに1918年にはエンジン会社を買収してジョン&カンパニー社初の農耕用トラクターが完成しました。
馬に引かせていた鋤から乗用型トラクターに変わることで、農業界に革命をもたらしたと言われています。

ロゴマークの鹿の由来は?
ジョンディアと鹿のロゴマークの関係ってご存知ですか?
ジョンディアを英語で書くと「John Deere」、鹿は「Deer」となります。
この語呂を掛け合わせて、“軽快に飛び跳ねる鹿”がロゴマークとして1876年に採用されました。

最後に
いかがでしたでしょうか?
ジョンディアが生まれたことや馬力の高さの理由を知ることで、少し違った一面を知ることができたと思います。
ここで知ったことを踏まえてジョンディアのおもちゃを見てみると、少し新鮮に感じるかもしれません。
ぜひジョンディアグッズを見てみてください。